日本のGo Toの混乱を横目に… 中国が打ち出す独自の消費刺激策(マネーポストWEB)

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日本のGo Toの混乱を横目に… 中国が打ち出す独自の消費刺激策(マネーポストWEB)
中国経済は全体では着実に回復しているが、消費の戻りだけが弱い。
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日本のGo Toの混乱を横目に 中国が打ち出す独自の消費刺激策

中国は初のマイナス成長、回復の鍵は内需中国経済の1-3月期はマイナス6.8%成長でした。四半期GDP(国内総生産)の正式発表が始まった1992年以降で初めての縮小です。中国で新型コロナウイルス感染が拡大した1月下旬から2月中旬、中国企業の大部分が休業を余儀なくされました。全国的な都市封鎖を考えれば、1-3月期のマイナスは予想の範囲でした。

この日発表された中国の2020年1~3月期の国内総生産(GDP)成長率が初めてマイナスとなったが、4~6月期にさらに悪化することはないとの見方が強く、株価への影響は限定的だった。

欧米での経済再開が遅れる一方で、巨大な消費市場を抱える中国が、アフターコロナの新たな消費形態を確立し、内需主導の回復に成功した場合、中国資産を中心に「グローバル資産の再配分」が促されると見ています。

また、5月中の開催が見込まれる全国人民代表大会では、更なる景気刺激策の発表が期待されています。監視統制による新型コロナウイルスの感染封じ込めと、力強い経済復興を如何に両立させるか、中国トップの強い政治リーダーシップと舵取りに注目が高まるでしょう。

科学技術ニュース「中国民航局、中国初のデジタル化有視界飛行航空図を発表」

新型コロナウイルスの海外からの流入を防ぐために、中国と海外を結ぶ国際線の運航本数が制限されていることで、販売代理業者の買い占めなどにより航空券価格が高騰している。中国民用航空局運行コントロールセンターの孫韶華副主任は20日、一部の業者が買い占めや転売などを行っており、航空券が10万元(約152万円)を超える路線もあると説明した。チャイナ・ウオッチがNNA配信として伝えた。

支出の中身では、「48%がスポーツとエンターテイメントへの支出を増やす」と答え、「28%が日用品の支出を増やす」と答えています。意外だったのは、「27%が自動車を購入したい気持ちが高まった」と答えたことです。中国政府は消費券の配布や新エネルギー車消費、自動車買い替え促進などの個人消費刺激策を次々と発表しています。各地方でも自動車購入制限の緩和や独自の補助金制度の導入が進められており、今後、消費ニーズと合致して政策効果が高まると思われます。

中国政府によると、新型コロナ感染症の発症者は14日に中国本土で46人増え、計8万2,295人になった。46人のうち36人は本土外から到着した人。死者は湖北省で1人増え、本土で計3,342人となった。無症状感染者は新たに57人確認され、計1,023人が経過観察中。

新型コロナ感染症の世界的な拡大で外需が低迷し、中国経済の一層の悪化が懸念されるため一段の金融緩和に踏み切った。5年物も0・1%引き下げた。より低い金利に誘導し、企業への融資を促す。

移動制限解除と経済再開が進んだ3月の中国では、国有企業が主導し、生産の回復が見られました。鉱工業生産は(前年同月比1.1%減)予想を上回り、輸出の鈍化は縮小、クレジットの伸び(前年同期比+11.6%)も堅調でした。一方今後は、世界的に蔓延した新型コロナウイルスの影響による外需の低迷や、国内での第二の感染の波などのリスクが指摘されています。

ソニーは10日、米国の子会社が中国の大手動画配信サイト「Bilibili(ビリビリ)」の発行済株式の4・98%を4億ドル(約430億円)で取得する契約を結んだと発表した。ビリビリが強みを持つ中国の若者向けのオンライン・エンターテインメント市場で、ソニーのコンテンツを浸透させるのが狙い。

足もと、中国だけではなく、世界各国で新型コロナウイルスの新規感染に拡大のピークが見えてきました。世界の投資家は、都市封鎖や移動制限の解除後の経済回復に関心を移しつつあり、先行している中国での回復パターンを注意深く観察しています。

ただ中国は海外からの感染者流入が続き、7日には累計千人を突破した。当局は再流行を警戒する。3月28日以降は査証(ビザ)のある外国人も入国させず、鎖国状態を続けている。4月8日からは帰国する中国人に対しても事前に健康状態を申告するよう義務付けた。

ソニーは中国のエンタメ市場を戦略的重要拠点と位置付けており、アニメやモバイルゲームなどの分野でビリビリと協業の可能性を追求することでも合意したという。

中国経済は全体では着実に回復しているが、消費の戻りだけが弱い。10月の月次統計をみると、生産(鉱工業生産)は6.9%増で、2019年の月次データと比較すれば、上から2番目に高い伸び率だ。

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