ダメなのはわかっているのに 寝る前スマホ の呪縛から逃れられない人たち
ところが、このブルーライトは目から入る強い光の刺激ですから、夜にパソコンやスマホを見ると、光によって概日リズムが狂わされてしまいます。概日リズムの乱れは、睡眠不足、睡眠障害だけでなく、うつ病などの精神状態の乱れや肥満など生活習慣病を引き起こす原因になるのです。そのため、快適な睡眠を得るためには、寝る3時間前ぐらいにはパソコンを使うのを止める、ベッドでスマホを見ない、もしくは持ち込まないことが対策のひとつとされています。生活のリズムが一度混乱して睡眠時間が削られると、どこかで取り戻さないかぎり、いわゆる「睡眠負債」という状態に陥ってしまいます。つまり、寝る前にゲームをすることは、身体に大きな影響を及ぼすということです。
今日も1日仕事を頑張り、帰ってベッドに入る至福の時間……。ベッドの中でスマホをいじる時間は楽しいものですが、睡眠コンサルタントの友野なお先生は警鐘を鳴らします。「寝る前のスマホは、眠りの質を下げる最大の要因です。(友野先生)」たしかにブルーライトがなんとなくよくないのはわかるけど、なかなかやめられない……。実はスマホ以外にも、寝る前に“やってはいけない”ことがあるのです。
寝る1時間前はスマートフォンなどのデジタル機器を使用しないなど、寝る直前にブルーライトを浴びないように気を付けましょう。
寝る前の“ナイトルーティーン”は人それぞれ。気をつけておきたいのは、寝る前にスマホばかり見ていると、脳が覚醒してしまい、睡眠の質が脅かされてしまうということだ。このように「寝る前スマホ」がよくないことは、多くの人が知っているが、それでも「スマホがないと眠れない」という人たちがいる。
ほんのちょっとのつもりで始めたはずのゲームに夢中になったがために、寝る時間まで削り、翌日の仕事や生活に支障をきたしてしまうことになります。これは、ゲームに限らず、寝る前についスマホを手にしてSNSなどを始めてしまって夜ふかしするのも同様です。この経験ならば身に覚えがある人はかなり多いはずです。
寝る直前に熱いお湯に入ると、心拍数が増え、血圧が上がり、交感神経が優位になってしまいます。激しい運動をしたときと同じ状況になってしまうのです。お湯に浸かること自体はとてもいいことです。就寝前に38~40度のお湯で20分程度の全身浴をするとよいでしょう。お湯に入る時間がない、という人は、熱めのお湯で手浴や足浴を10分ほどしてみましょう。それも面倒! という場合は、シャワーから出てすぐにネックウォーマーやレッグウォーマーなどで首・手首・足首の「3首」を保温して眠りましょう。
Bさんは、もともとテレビや音楽をつけっぱなしにして寝るタイプだった。「音がないと不安なのかも」と自己分析する。
寝る前にお風呂に入ることで睡眠の質が上がるというのは、多くの人がご存じでしょう。
寝る30分~1時間前には、テレビや携帯は側におきましょう!
眠る前にどうしてもスマホをいじってしまう…(イメージ) 寝る前の“ナイトルーティーン”は人それぞれ。気をつけておきたいのは、寝る前にスマホばかり見ていると、脳が覚醒してしまい、睡眠の質が脅かされてしまうということだ。このように「寝る前スマホ」がよくないことは、多くの人が知っているが、それでも「スマホがないと眠れない」という人たちがいる。
寝る前にスマートフォンなどを使ってブルーライトを浴びるのも寝つきが悪くなる原因の一つです。
わかっちゃいるけど、やめられない。「寝る前スマホ」の問題に悩まされている人は、少なくないようだ。
ブルーライトは眠気を発生させる「メラトニン」の分泌を抑えるはたらきがあるため、寝る前にスマートフォンを見ると寝つきが悪くなってしまうのです。
寝る直前に食事をするのも避けたいものです。仕事の事情などでどうしても食べるのが遅くなってしまう人には「分食」がおすすめです。18時頃におにぎりなどを食べておき、帰ってきてからはスープやヨーグルトなど、胃腸への負担の少ないものを少しだけ食べると落ち着きます。カロリーが気になる人は、生姜湯など、暖かくてとろみのあるものを選ぶとよいでしょう。
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